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成都の腐海なマンションと風の谷への分かれ道

成都の腐海なマンションと風の谷への分かれ道

中国の成都に建築された「全戸に庭園と池を設置した、富裕層向けの高級マンション」で、蚊大発生して購入者が入居できず廃墟のような有様になっている、というニュースが話題になっています。

昨日=金曜の朝に洗濯物を干している最中、モーニングショーなのに風の谷の曲が流れてきたので、橋田壽賀子ドラマよろしく隣室で聞き耳を立てていたところ、このマンションの件を取り上げており、

蚊の大群に住民達が逃げて廃墟状態になったところで腐海の森の曲→コメントシーンへ、

となっていました。

で、そのマンションは全戸に池を設けており、蚊(ボウフラ)が繁殖しやすい環境なのに天敵(メダカ、ゲンゴロウ、カエル、ヤモリ等)が全くいない(から大発生した)、と羽鳥さんが述べていたので、私自身は、

だったら全戸(ベランダ庭園と池)にそれらの生物を標準装備すればいいじゃないか。それらの生物を狙って野鳥も来るし、それこそ生物の楽園になって子供も喜ぶでしょ。

と思ったのですが、コメンテーターの方々は誰もそのように発言せず、

「池の水を抜け、樹木を撤去せよ」

と口々に叫ぶばかりで、これでは、やむなく林を焼いて水を抜いた後の風の谷と同じじゃないか、せっかく曲が散々流れていたのに、この方々はあの映画から何も学ばなかったのだろうか、これだから都会の人達はダメだなぁ、

と、がっかりしました。

ちなみに、一茂氏だけは、ちょっとだけ「俺の海外の別荘は天敵がいるから蚊が出ない」などと自慢?していましたが、玉川さんとかが、いつもの剣幕?で、腐海を焼き払え・・ではなく、全部撤去せよと述べるのに気圧されて、一茂氏もすぐにそれに同調してしまったので、

全国の良い子のみんなは、きっと悲しんでいるに違いない

と、余計なことばかり思いました。

そんな光景を横目に、

もし、日本でメダカや昆虫などを飼育等する事業者が、「これらを使って蚊を減らしながら水と緑に囲まれた生活を取り戻して」と、天敵(人に危害のない生物)達を提供しそのマンションに安定供給する役割を担っていただければ、そして、ぜひ、その社長さんが、青い衣装で黄金色に染まった秋の高層湿原(八幡平とか四川なので九寨溝とか)から登場してくれれば、

このコーナーに、風の谷のクライマックスの曲が流れて、どんとはれ

という展開になったのになと、風の谷・・ではなく、八幡平の遙か麓で今も起案に追われる身としては、思わずにはいられませんでした。

ところで、この話をFBに投稿したところ、同業の某先生から

地震時などに各戸の庭園に持ち込まれた土の重さで倒壊するのではないか

と、ジョーク?が飛んできたのですが、その光景を思い浮かべたとき、いかにも「中国あるある」な話で想像するだに恐ろしいと感じつつも、

建物の奥から、大地の想いを集めた青い結晶が出現し、崩落する建物を尻目に、木々と鳥たちだけを連れて、大空に上っていく・・

という展開もありうるかもなどと、夢想せずにはいられませんでした。

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