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公益活動

 弁護士の多くは、本業である「顧客の方々の法的利益を実現するための代理人・弁護人活動」のほかに、基本的人権を擁護し社会正義を実現するという弁護士の使命(弁護士法1条)に鑑み、公益を実現するための様々な活動(プロボノ活動)を行っています。
 当職(当事務所)も、以下の活動に取り組んでいます。

不法投棄問題に関する取組み
 当職は、平成15年から日弁連公害対策環境保全委員会に加入(廃棄物部会所属)し、日弁連による廃棄物問題に関する調査や提言の活動に参画しています。
 これは、当職の故郷(岩手県二戸市)で、日本最大級の不法投棄事件とされる岩手・青森県境不法投棄事件(県境事件)が発生したことが大きく影響しています。
 県境事件は、平成11年に発覚した事件で、両県併せて700億円前後とされる巨額の原状回復費用が必要となりましたが、処理業者の倒産により岩手・青森両県が、国の特別措置法法に基づき撤去計画を立案し、約10年に亘り多額の国費と県費を投入して撤去作業を進めています。

 当職は、この事件を知った当時は東京で勤務弁護士をしており、廃棄物問題にも岩手・二戸にも無関係な生活を送っていましたが、「東京で都会生活を享受している自分が、郷里に都会のゴミが捨てられた問題に目を背けていいのか」と疑問を抱いて、平成15年4月に日弁連の公害対策環境保全委員会の門を叩き、助力を要請しました。
 そして、日弁連では、その年に、岩手・青森両県庁及び二戸・田子両地元住民からのヒアリングと不法投棄現場の視察を行い、翌16年6月、同事件の概要等に関する調査報告書と、本件により我が国の廃棄物処理法制に対する様々な改善策を提言する意見書を発表しました。(日弁連Webサイト内「会長声明・意見書等」に、2004-07-15付で掲載されています)。
 また、日弁連が平成22年に岩手県で開催した第53回人権擁護大会では、不法投棄問題の解決をテーマとするシンポジウム(第3分科会)の実行委員会に参画し、決議案(上記日弁連サイト内に2010-10-8付で掲載されています)や基調報告書の作成、シンポジウムの司会者などを担当しました。
   http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/civil_liberties/year/2010/2010_3.html

 現在も、廃棄物部会の一員として活動に参加すると共に、岩手弁護士会の公害対策環境保全委員会としても、県内の各種環境・公害問題に対し法律実務家としての立場で何らかの支援等ができないか模索しています。


各種相談事業への参画
 当職が平成24年2月現在、担当として定期的に従事している岩手県内の法律相談事業に関する担当状況を表示します。
 岩手弁護士会の盛岡法律相談センターを除き、すべて無料で相談を受けていただくことができますので、お気軽にご利用下さい。
 ご利用の際には、それぞれの主催団体までお問い合わせ下さい。
 当職の面談を希望される方は、当事務所に担当日を照会いただいても構いません。

 もちろん、下記の各事業とは別に、当事務所にご来所いただく方法での相談も随時受け付けております。
 ご相談の内容が、法令や判例等に関する一定の調査を必要とする場合は、当事務所にご来所いただく方が、事務所の蔵書等により直ちにご回答できることが多いため、ご相談の内容に応じ、賢明な方法をお選びいただければと思います。

 なお、岩手弁護士会のWebサイトには、同会が主催又は協力し岩手県内の弁護士が県内各地で従事している相談事業(連絡先を含む)のリストが表示されていますので、必要に応じご参照下さい。

1 岩手弁護士会が主催又は共催の事業

(1) 盛岡法律相談センター(有料。10:00~15:00)
 岩手弁護士会が長年行ってきた相談事業です。盛岡市で執務する弁護士の多くが交替で担当しており、当職は1~2ヶ月に1回の頻度で担当しています。
(2) 盛岡市役所無料相談(10:00~15:00)
 盛岡市で執務する弁護士の多くが交替で対応しており、当職は半年に1回程度の頻度で担当しています。
(3) 被災者ホットダイヤル(電話相談。13:00~16:00)
 東日本大震災の被災者(ご家族等を含む)向けに開始された無料電話相談です。
 盛岡市等で執務する弁護士が交替で対応しており、当職は月1~2回程度の頻度で担当しています。


2 その他の各種団体の事業

(1) 法テラス岩手・民事扶助相談(10:00~15:00)
 法テラス岩手が法律扶助の対象者(資力要件を満たす方)のため実施している無料相談事業です(一定の回数制限があります)。当職は年に2、3回の頻度で担当しています。
 なお、資力要件を満たす方は、当事務所でも無料相談に対応できます。
(2) 日本損害保険協会・盛岡交通相談センター(13:00~16:00)
 交通事故に関するトラブルの全般について無料相談に応じており、当職は1ヶ月に1回(原則第4週の火曜日)の頻度で担当しています。
 ただ、この事業は、相談担当者が相談者から事件を受任することを原則として禁じておりますので、事件依頼を前提とする(依頼の可能性がある)ご相談は当事務所にご来所いただき、依頼を前提としないご相談は同センターをご利用いただければと思います。
(3) 盛岡公共職業安定所・多重債務問題等無料相談事業(13:00~17:00)
 盛岡公共職業安定所が主催する無料相談事業であり、当職は月2回の頻度で担当しています(開催場所・問い合わせ先は盛岡市菜園のハローワークプラザ)。多重債務問題に限らず、幅広いご相談に対応可能です。


講師・講演・パネリスト等

1 講師等のご依頼について

 弁護士という職業の性格上、様々な団体様から講師等のご依頼を受けることがあり、これまでも、下記のような講師等の業務に携わってきました。
 講師等の業務は、当職自身の研鑽や当事務所の活動を幅広く知っていただくための貴重な機会と捉えていますので、極力お引き受けし、相応の準備をした上で臨むことにしています。
 過去にご依頼を受けた講師等には次のようなものがあります
 今後も地方に生きる法律実務家としてお役に立てるテーマであれば、様々なご要望にお応えして参りたいと思います。講演後に参加者向けの個別無料相談などのオプションを付けるなどのご要望にも対応可能です。
 講師料等は主催団体のご予算を極力尊重しており、公益性の強い行事であれば無償等も対応可能です。

  〔官公庁・公的団体からのご依頼に基づく講師〕
  ・盛岡地方法務局職員研修「境界確定訴訟の概要と論点の解説」(H18)
  ・岩手県立社会福祉研修所「社会福祉法人新任理事・監事研修」(H17)
  ・岩手県消防学校・上級幹部科講義「訴訟手続と裁判」(H19・20)
  ・岩手県消費生活センター一般向けセミナー「相続と遺言」(H22)
  ・岩手県大野村民生委員研修「身近な法律相談に関する基礎知識等」(H17)

  〔民間団体からのご依頼に基づく講師等〕
  ・「個人情報保護法に関する基礎知識等」(工事系の業界団体の青年部のご依頼。H17)
  ・東北地域環境計画研究会フォーラム「奥入瀬渓流落枝事故事件判決の解説」(H22)

  〔教育機関からのご依頼に基づく講師〕
  ・中央大学法職講座(H13~H15。司法試験受験生向けのゼミ指導)
  ・岩手大学人文社会学部講師「ビジネス法務入門(全14回)」(H18)
  ・岩手大学地域連携推進センター講師「新会社法の概要(設立分野を中心に)」(H18)

2 テーマや手法など

 法律実務家としての性格上、特定の法分野・制度及び訴訟事件に関する解説を得意としています。
 希望されるテーマや事件を具体的にピックアップしていただければ有り難いですが、「法律に関して世間で話題になっている事柄、我が業界に関わる法制度や最近の法改正、業界人として知っておくべき裁判例などを幾つか取り上げて解説して欲しい」などというご要望にも対応いたします。
 また、他業種の方とのコラボ的な企画(例えば、相続や事業承継等のセミナーで、当職が法的紛争の予防に関する問題を、税理士の方が税務対策を担当するような企画など)にも対応いたします。

3 講師等に使用したレジュメ

 東北地域環境計画研究会フォーラム「奥入瀬渓流落枝事故事件判決の解説」(H22)のレジュメは、同研究会のサイトで公開されていますので、ご参照下さい。
http://www.tokanken.jp/wp-content/uploads/2010/03/afa6bdabfb8dc32574651487c0d87c21.pdf
講師等の依頼を検討されている方が、参考資料として過去のレジュメをご覧になりたい場合には、内容により一定の対応が可能ですので、お問い合わせ下さい。