北奥法律事務所

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ロータリークラブ

ロータリーとリーダーシップ

盛岡北ロータリークラブは、毎週水曜日が例会となっており、私はほぼ毎週参加していますが、一度だけ、弁護士会の行事と重なったため欠席したことがあります、

その翌週に届いた会報を見たところ、「温泉ソムリエ」という若い女性の方が卓話にいらしていたことを知り、よりによってこんなときにと、悲しさを禁じ得ませんでした(笑)。

それはさておき、翌週の例会では、本年度の岩手・宮城地区のガバナー(地区の全RCを代表する立場の方。岩手と宮城で1年交替になっています)である菅原裕典氏の公式訪問がありました。
http://www.ri-d2520.com/governor_message.html

で、先に到着していた菅原ガバナーが入口で各会員に挨拶(名刺交換)をなさっていたのですが、私がご挨拶したところ、開口一番、「小保内さんですね。このクラブで一番若い会員だと聞いています」と仰ったので、大変驚きました。その上、卓話(講演)の際も、私の名前と最近入会したことを挙げて、こうした若い世代にロータリーへの関心や入会意欲を高めて欲しいと仰っていたので、二度びっくりしました。

菅原ガバナーは、所属されている業界では仙台で最大手クラスの企業を一代で築き上げた方だと人づてに聞きましたが、JC在籍時にも時々体験した、「強烈なリーダーシップや気配りの力を持った方が、グイグイと人の心を掴んでいく光景」を直に見せられたような気がして、勉強になりました。

菅原ガバナーによれば、国歌斉唱などをピアノの生演奏(会員の女性の方)で行っているのは、地区内では当クラブと仙台RCだけとのことで、入会半年程度の私が申すのも何ですが、大変居心地のよいクラブでもありますので、盛岡広域圏でRCへの入会を検討されている方は、ぜひ、当クラブにお越しいただければ幸いです。

ロータリーへの田舎の町弁の関わり方

前回に続けて、ロータリー関係で、もう少し書いてみたいと思います。

ロータリーは、1905年にシカゴで活動する弁護士の方が懇意にしている他業種の友人と共に結成したとのことですが、我が国では、弁護士の絶対数が他業種に比べて少ないせいか、ロータリーの組織内での弁護士の存在感は、米国に比して高くないように思われます。

むしろ、盛岡北RCもそうですが、Webサイトで会員を公開している盛岡の各クラブの構成を見ても職業比率で見る限り非常に多いのはお医者さんで、入門書の著者も医師の方になっています。我が国の医師数は、弁護士数の約10倍(しかも、弁護士は最近になって激増しているので数年前なら約15~20倍)なので、当然と言うべきかもしれませんが。

お医者さんに対抗したいわけではありませんが、弁護士会員にとって創設者と同じ看板(職業)を背負っているというだけでなく、職業倫理を重んずる実業人、専門職業人が社会奉仕を実践することを目的とするロータリーにおいては、厳格な倫理規程を掲げ社会正義の実現を目的とする弁護士は、職業の特性としても果たすべき役割が大きいというべきでしょうから、そうした意識を持って参加していきたいと思っています。

とりわけ盛岡北RCに関しては、故・野村弘先生をはじめ岩手弁護士会の重鎮の先生方が過去に在籍されていたと伺っていますので、それらの先生方にも恥じないような活動や生き方ができればと思っています。

この意味では、現在、弁護士業界は激増の一途を辿っており、そのせいか、先日の地区の広報では、私以外にも2人の弁護士の方(いずれも宮城でしたが)の入会報告がなされていました。恐らく、岩手・宮城地区で一度に3人もの弁護士が入会するということ自体、前例がほとんど無いのではないかと思われます。

今後は、弁護士激増に追い立てられるかのように、ロータリー内で弁護士の会員が増えていくと思われますが、中には、今年の盛岡西RCの会長をされている吉田瑞彦先生のようにリーダーシップを発揮したり弁護士会員の価値を高めていく方も、増えていくのだろうと思います。

ロータリーに限らず、弁護士の社会貢献、社会奉仕の幅や形を拡げて、そのことを、より良い形での職域拡大に繋げ、ひいては、真面目に仕事をする弁護士が激増に負けず適切に生計を営み、社会に必要とされる存在であり続けることができる業界であり続けるよう、私も精進していきたいと思っています。

ロータリーへの入会に関するご挨拶

3月に、盛岡北ロータリークラブに入会させていただきました。先日の地区(岩手・宮城)の会報にも新入会員の1人として掲載されていましたので、ロータリー会員の方は既にご存知かもしれません。

今後は、市内の他のクラブにも、メークアップ(例会の欠席補填)の関係でお邪魔させていただくこともあると思いますので、その際はよろしくお願いいたします。

入会の経緯ですが、もともと、後記の理由で、JCを卒業した後は、市内のどこかのロータリーに入会できればと思って、市内の各クラブのHPを検索していました。で、ちょうど、私が盛岡JCで大変お世話になったS先輩のお父さんが盛岡北RCの会員をされているのを発見した上、同クラブは現在、弁護士の現役会員がおらず、「一業種一人」を原則とするロータリーの考え方からも、受け入れていただけるのではないかと考えて、Sさんにお願いし、取り計らっていただいたという次第です。

私は、亡父が40年くらい二戸ロータリークラブの会員をしており、幼少時からロータリーに接することが多かった上、実家が商売(小さな酒類卸等の企業経営)をしている関係で、二戸RCの家族旅行会だけが、観光地に出かける唯一の機会で(クリスマス会?も何度か行きましたが、そうしたイベントもロータリーでしか経験していません)、子供心にロータリーに華やかで肯定的なイメージを持っていたこと、父自身が会員として強い誇りを持って参加していたこと(上着には常にロータリーバッジを着けていました。私は弁護士業に誇りを持っていますが、恥ずかしながら着け外しが面倒なので、いつも財布の中です)などから、子供の頃は大人になったら必ずロータリーに入会したいという思いを持っていました。

そのため、弁護士になった直後の二十代半ば、まだ東京で働いていた時代に、同業の大先輩の先生に、岩手に帰ったらロータリーに入会したいと相談したところ、君は若いから先にJCで修行しなさいと言われ、さらに、平成16年末に盛岡で開業後してすぐ、偶然にも、実家がお世話になっている北日本銀行の二戸支店長だった方(二戸RCの会員でもあり、ご近所だった関係で店番をしていた私も何度かご挨拶していました)にお会いする機会があり、同様の相談をすると盛岡JCへの入会を取り計らっていただいたので、平成17年にJCに入会しました。

そんな訳で、平成25年末にJCを卒業した後、市内のどこかのロータリーに入会できればと思っていたのですが、1つ、問題がありました。

JCに入会する際には、会員としての活動を懸命に行って、ロータリー会員になっているOBの方に誘っていただけるような身分になりたいと思っていたのですが、関係者の方はご存知のとおり、恥ずかしながら、JCでは入会から2、3年程度で本業(昼と深夜)と兼業主夫業(夜)のためパンクしてしまい、その後は卒業まで5年以上も幽霊会員化し、OBどころかJC本体にも恥ずかしくて顔を出せない、たまに出ても居場所すら作れないような身分になってしまいました。

そのため、卒業の際にどなたかに入会を勧められるということもありませんでしたし、自分からお願いするのも情けなくてできないという気持ちもかなりありました。ただ、それでも、私にとっては、岩手で開業すると決めたときからロータリーへの入会を必達目標に据えていたこともあり、恥を忍んでSさんにお願いしたところ、快諾いただいたという次第です。

幸い、ロータリーの例会は昼間が原則のため、兼業主夫=夜が肉体労働時間となる私には、かえって都合がよく(しかも、会場が事務所から歩いてすぐの場所)、しかも(あまり有り難くないことに)弁護士増などで昔よりも仕事が減って時間の確保も付きやすくなってきているので、JC時代よりも出席しやすい環境が整っています。ただ、肝心の会費を稼ぐ力が大幅に落ちたのが悩みの種ですが。

余談ながら、二戸出身なので、盛岡「北」RCに入会できて、個人的にはとても嬉しいという面があります。といっても、盛岡にある東西南北などの各クラブは、住所等で区分しているわけではないようですが。

そんなわけで、ようやくロータリーに入会できたことで、今は心底ホッとしているというのが正直なところです。私も自分の人生に大した願望を持っているわけではなく、こうして自分の事務所を作り上げ、曲がりなりにもロータリアンとしての1歩を踏み出せたので、与えられたか自分で敷いたのかはさておき、子供の頃から薄々意識していたレール(要するに「なりたいもの」)は、一応、達成したのだろう、あとは、どれだけ地域に内実のある奉仕ができるかで人生の意義が決まるということなのだろうと思っています。

最近まで知りませんでしたが、ロータリーは私が想像していた以上に平均年齢層が高く(盛岡北RCは特にその傾向が顕著で、私がJCでお世話になった方々のお父さんやその世代の方々が会員の大半を占めています)、父のように40歳前後に入会する方は多くはないようです(父の場合、祖父が早世したことも影響しているのでしょう)。そうしたことなどから、この年齢・身分での入会に分不相応とのご批判もあるかもしれませんが、以上のような経緯に依るものですので、ご理解のほどお願いいたします。

また、ロータリーもJCと同じく(JC以上に?)、数十年前に比べると会員総数がかなり減っているようです。私自身が偉そうなことが言える立場ではありませんが、決して、功成り名を遂げた地域の重鎮の方でないと入れない団体ではないようですから、同世代の方々には、ぜひ入会を検討いただければと思っています(お父さんが入会されている方も、他のクラブに入会するなどして、二世代で会員になっている方もあるそうです)。

今、入会時に交付されたロータリーの入門書を拝読してますが、「ロータリーの奉仕は個人個人の発意にあり、奉仕の主体はロータリー(団体)ではなくロータリアン個人である」とされ、団体行動よりも会員の個人としての行動を通じた社会への奉仕を重視しているため、集団行動に適性のない私には、かえって向いている面があるのかもしれません。

若い頃は、外国で隠者のように暮らしたいとか、各地を転々として生きたいなどと思ったこともありますが、ここに至って自分の生き方がほぼ定まったように思われ、悔いのない後半生にしていければと思っています。