北奥法律事務所

岩手・盛岡の弁護士 北奥法律事務所 債務整理、離婚、相続、交通事故、企業法務、各種法律相談など。

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雑談・戯言など

闇金や過払などを巡る、町弁たちの過去と現在

1~2年前、十数年ぶりに「幾つかのヤミ金からお金を借りた方」からの債務整理事件を受任したことがありました(他にも負債があり、現在は、それも含めて対応を完了しました)。

平成14~17年頃はヤミ金の嵐が吹き荒れており、当時はヤミ金のチンピラあんちゃん達とげんなりするだけの不毛な長電話のお付き合いを何度も余儀なくされました。

平成18年頃からはそうした相談が全く来なくなり安心していたのですが、まだこんな話に関わっている人もいるのかということで、あんちゃん達の脅迫的言辞にげんなりしつつ、とりあえず急性期のやりとりだけは終えました(なお、2~3年前は「給与ファクタリング」なる新型ヤミ金が流行しており、この案件もその一種だということを、ほどなく知りました)。

その2~3日後、当事務所のメール送信コーナーから、全く存じない方から、「北奥法律弁護士事務所の代表山田という方からメッセージが届いたのですがこちらの方ですか?」とのメールが届きました。

とりあえず、そのような者はおりません(事務所名もビミョーに違います)とだけ回答して、それ以上のやりとりはありませんでしたが、或いは、闇金の連中が、報復としてピザ注文等の代わりに当事務所の名前を騙って架空請求メールを世間に送りつけるようなことをしたのだろうか?と憶測せずにはいられませんでした。

そう思った矢先にTVを見ていたところ、震災前後から「過払回収の宣伝行脚」を延々続けていた東京ミネルヴァ法律事務所(今年、悪徳?広告会社による過払金の搾取=巨額の横領を理由に倒産して社会問題になりました。なお、この文章は1年ほど前に書いたものです)が30分もかけて特集番組を行っており、チラ見だけでげんなりして他局に替えると、今度は過払大手の代表格である某社の過払CMが出てきました。

そのため、うんざりしつつも、現在の状況で今もこの人達はそのやり方で商売をやっていけているのだろうか?と思わざるを得ませんでした(事実、東京ミネルヴァは上記の展開になりました)。

闇金の嵐が吹き荒れていた時代は、いわゆる過払特需(とバブル崩壊に伴うサラ金全盛時代の終焉)の初期ないし前半というべき時代でしたが、震災の前後から、当事務所ではその種の仕事(多数のサラ金等から膨大な約定債務を負った方から受任し、引直計算で多額の過払金を請求する類もの)が激減し、震災から5年ほどの時点で過払関係の仕事自体がほぼ無くなりました。

債務整理の受任が無くなったわけではありませんが、大体は、収入等がかなり低い方の自己破産(扶助事案)か、民事個人再生(住宅ローン返済中の方の大幅減額か一定の支払能力があり破産不相当の事案)に限られ、過払に特化した相談自体がほとんど来なくなりました(グレーゾーン金利撤廃後に借入を開始したのに過払金が請求できないかと尋ねてくる方はいましたが)。

その主因がグレーゾーン金利の撤廃により「過払そのものが今後は発生しなくなったこと」であることは間違いありませんが、震災前後から前出のような東京の弁護士達が巨額の?広告費用を投入し全国津々浦々の田舎(地方都市)まで「過払は俺たちにやらせろ」とやってくるようになったことも、少なからぬ影響を及ぼしているのでしょう。

いわば、小型漁船漁業者たちが「去年は一杯獲れたけど、今年は魚群が少なくなってきたなぁ」と感じていた海に、トロール(底曳網)船が大挙押しかけた光景に近いものがあります。

ただ、小型漁船漁業者たち=債務整理に力を入れていた地方の若い世代の弁護士は、弁護士会でさしたる力もなかったせいか?(或いは、当方と異なり過払に頼らなくても十分な収入のあった人も多かったのか?)私の知る限り「トロール船をウチの海に来させないよう、或いは来ても跳ね返せるよう、皆で団結して圧力を掛けよう」などと運動する光景は、私の知る限りでは、ほぼ全く見られませんでした(まあ、弁護士業界の性質という面も大きいでしょうが・・)。

ちなみに、ここ3~4年に当事務所が従事した過払案件は実質2件、うち1件は「若い弁護士さんがポカをし後始末のため私が物凄い苦労を余儀なくされ、辛うじて一定の成果を得た案件」、もう1件は「昔はすんなり決着した中堅サラ金に『もはや支払能力がない』と延々ゴネられ、最後は、依頼者がリスク回避のため相手の提示額で諦めた案件」です。

時給換算では事務所が維持できないレベルの依頼しか来ていませんし、今後は、もう過払とは縁はないだろうと基本的には思っています(今年は、東京ミネルヴァの元顧客案件を含め、若干のご縁がありましたが)。

まあ、それでも何とかこなすことで、辛うじて事務所を維持できているというのが当方の偽らざる実情ですので、今も有り難く多数の不採算案件に邁進しているわけですが・・

ともあれ、そうした光景に接してきた身としては、債務整理は「顧問などを沢山抱えて潤っている弁護士達に心底敬遠され、儲からない?(良心的な?)弁護士だけが手がけていた」という、昔々(私がなりたての頃)の光景に逆戻りした印象が強くあります。

ただ、受任しても昔ほどは感謝してくださらない方が増えたような気がしないこともない、というのが時代というか弁護士業界の現実かもしれませんが。

そんなわけで前述の番組やCMに対しては、色々な意味で、複雑な印象を受けながらチラ見していたのですが、積読状態の日経の橋田壽賀子氏の私の履歴書(昨年5月分)の「おしん」の下りを今更読んで胸のつかえもとれたということで、駄文はこの辺にして仕事に戻ろうと思います。

(この文章は、1年ほど?前に作成したものの掲載を失念して放置し、今、気づいて掲載した次第です)。

 

啄木新婚の家前バス停のベンチに、板一枚の愛の手を

1週間ほど前、岩手日報にも掲載されていましたが、当事務所の目と鼻の先にある「啄木新婚の家前バス停」にかつて設置されていた木製?ベンチは、数年前に破損し、着座困難な状態で長期間放置された挙げ句、昨年頃に撤去され、現在は無残な赤コーン姿を晒しています。

このバス停、例年なら「新婚の家」に来た全国の修学旅行生が押し寄せるほか、ご年配の方の利用も多く、赤コーンのため待機スペースが狭くなり歩行者と自転車の接触リスクも増えるなど、このような状態が続くのは、地域住民としては残念というほかありません。

いっそ、市内の有閑オヤズの皆さんが、平らな板に赤コーンにピタリ嵌まるように穴を二つ空けて人知れず「板一枚で可能なお手軽ベンチ」を設置し、「けっこう仮面(又はパンクシー)参上」などと書いた張り紙を付していただければ、ワイドショーのネタにもなって良いかもしれません。

或いは、市内のRCクラブがベンチを寄贈していただければ・・・と思わないでもありませんが、関係者の皆さんの迷惑そうな顔が浮かんできそうなので、余計なことを言うのはやめておきます。

以下、余談の令和こちょこちょ話。

2ヶ月ほど前、同居家族が突如、鬼切りアニメの視聴を開始

当方は「数年前から某ピースも深夜に見てるのに、これ以上ノルマを増やせるか」と無視

毎度の「お前も一緒に見ろ」のお達し

やむなく深夜閲覧の日々

なんだ、これってジョジョとディオじゃないか、ウリィ~(今ココ)

(R02.11.27追記)
いつの間にか(11月上旬頃?)、ベンチが復旧していました。岩手日報の記事によれば、先代のベンチを設置された業者さんが対応なさったのだそうです。

それ自体は有り難いのですが、もともと狭い通路の真ん中近くにベンチがあるため設置箇所だけ通路がかなり狭くなっており、復旧の際には、ベンチをもっと道路側に寄せて作っていただければ、なお有り難かったなと思いました。

放言議員たちと鈍(なま)る国民のうた

この数年間も年に数回ないしそれ以上の頻度で、国会議員の「放言」のニュースを目にしており、先ほども、その種の記事を見て残念に思ったところです。

昔は「政治家の放言」というと自民党の高齢の大物政治家というイメージがあったように思いますが、最近は、当選1~2回程度(比例を含む)の若い政治家の方による、極端な立場であるとか、あまりにも不見識と感じるものを見かけることが多いような気がしています。

ともあれ、そうしたニュースを見ているうちに、突如、ラップ曲の歌詞?が思い浮かんできたため、折角なので投稿することにしました。

***

今年も議員は 男女問わず
放言ばかりで 君なまる

なまくら国民 選ぶのは
ハラスメントや 悪口や
カネで堕ちてく 人ばかり

自ら汗を かかぬから
馬鹿にするしか やることなし

反面教師を日替わりに
税で養う むなしさよ

それでも選挙を止めぬなら
出るべき人を 立てること
出た人たちを 活かすこと

なまくら国民 いつまでも
他人まかせで 済ますなよ

君が明日を 築くのを
未来圏から 待っている

***

私には珍しく?替え歌ではなくオリジナルの歌詞ですので、どなたか曲を付けて、ユーチューブなどで歌っていただければ有り難いかも・・と思わないでもありません。

なお、オリジナル(FB版)の冒頭は、割とストレートな歌詞でしたが、ブログ掲載版は、その点はソフト?なものに修正しました。

まあ、公人への意見表明は相当な表現の範疇であれば問題ないので、現職のうちは大目に見て下さい、というところかとは思いますが。

貧乏暇なしクラブの歌とゲゲゲゲ弁護士

この連休期間中も、相変わらず普段どおり溜まった起案(書面作成)に追われる日々です。

ただ、深夜に大物起案が一服した後などは、次の山々をチラ見しながら何か歌いたくなる・・なんてこともあるかもしれません。

そんな貴方に捧げる2曲。

1作目は、私が物心つく前後の頃にNHKで放送されていた人形劇「プリンプリン物語」内の「世界お金持ちクラブの歌」から。

*******

じかんじかん 時間 時間 
じかんじかんじかん 時間

時間さえあれば いつかは手に入る (かもね)
ドレスは要らないが仕事をこなしたい

完済 別宅 子供の教育費

プライベートジェットで
あの子と月旅行

ふるさと納税 
見ず知らずのニク、サカナ

時間さえあれば 仕事も終えられる
多忙で貧乏暇なしクラブ~

******

続いて、申すまでもない「鬼太郎」より。

*****

ゲゲゲゲゲゲ 
夜も朝まで起案中 
楽しいな 楽しいな
田舎の町弁は 土日も何にもない ヴ~

ゲゲゲゲゲゲ 
みんなで嗤おう ゲゲゲゲゲ

ゲゲゲゲゲゲ
朝も書面が未完成
楽しいな 楽しいな
今日会う裁判官 優しさ微塵もない ヴ~

ゲゲゲゲゲゲ 
みんなで嗤おう ゲゲゲゲゲ

ゲゲゲゲゲゲ 
昼も期日に客、電話
楽しいな 楽しいな
弁護士は死ねない 仕事が済むまでは ヴ~

ゲゲゲゲゲゲ 
仕事が終わらぬ ゲゲゲゲゲ
うんてん資金も ゲゲゲゲゲ

******

というわけで、今夜もまた、優雅なお友達を尻目に、事務所に泊まり込みということになりそうです。

献帝に捧げる愛と哀の詩~三国志Secret of Three Kingdoms の感想と主題歌の真の翻訳?~

皆さんにも中学の頃、クラスに1人か2人くらいは、横山光輝氏のマンガや光栄のゲーム或いはその他の作品を通じて、三国志の群雄・武将に無駄に詳しい奴がいたという記憶があると思います。

私もその典型で、原点は物心つく前後に見たNHKの人形劇三国志ですが、中学から高校にかけて、当時、一般向けに作られていた三国志の関連作品の大半(各所が色々と熱くなる本宮作品も、忘れてはいけません)を読み漁ったほか、結婚してようやく光栄ゲーム廃人から完全卒業できた、という有様でした。

ところで、ご存知の方もおられるかとは思いますが、昨年11月から年明けにかけて、BS12チャンネルで、中国で制作された三国志のドラマ(全54話)が放送されていました。
https://www.twellv.co.jp/program/china/sangokushi-sotk/
https://bd-dvd.sonypictures.jp/sangokushi/

現在も、6月1日から同様のペースで放送されているようですので、知らなかった・見たかったという方は、今からでもご覧になってよいと思います。

私は普段はドラマはほぼ全く見ないのですが(例外は大河。中韓ドラマは全く見たことがありません)、なぜか、11月上旬のある日、たまたまTVの番組表をチラチラ見ていたところ(その作業も普段は数週間に1度しかやりません)、ちょうど、そのドラマの第1話が放送されており、主人公が、崩御直後の献帝の前に現れたシーンが映されていました。

それで、こんなドラマがあったのかと驚き、三国志バカのはしくれとして、見ないわけにはいかないだろうと思い、第2話から録画し、現在も深夜に少しずつ、一人さみしく拝見しています。現在、ようやく官渡の戦いが終わり、ついに登場した彼と主人公との対峙が始まったところです。

三国志バカの皆さんはご存知のとおり、横山三国志は曹操と袁紹の戦いはほぼ描かず飛ばしており、また、前半は劉備陣営の描写が中心で曹操陣営の参謀スタッフを丁寧に描いてくれませんので、荀彧・郭嘉などがきちんとした形で登場しません(本物とは違うだろうという名無しの参謀が出てきますが)。

本作は、荀彧・郭嘉をはじめこの時期の曹軍・袁軍や漢朝の関係者を多数のマイナーなキャラも含めて丁寧に示し、「もう一人の献帝が平和のため司馬懿と共に大活躍する」という架空?の物語を基盤としつつ、正史・演義に描かれた多くの関係者の人物像も裏切ることなく、文官勢は光栄三国志の絵柄と比べても違和感が無い役者さんが起用されるなど、三国志バカの皆さんにとっては泣きたくなるほど嬉しい作品と言えます。

また、光栄ゲーム廃人の皆さんなら、司馬懿は知力98、郭嘉は97というのが常識かと思いますが、まだ若い司馬懿がギリギリのところで全盛期の郭嘉を出し抜く(追及を免れる)ように描かれている光景が、この数値にピタリとはまって、その点でも泣きそうになります(彼らに劣る若き日の楊修は、武闘派の面々を手玉に取りつつ、彼らにだけは手玉に取られる役回りです)。

ちなみに、光栄三国志や横山三国志のビジュアルの元ネタは、数十年前(戦前?)に中国で刊行され、陳舜臣氏が翻訳を担当した「劇画三国志」であることは間違いないだろうと思っており(私は中学2年生の頃に二戸市立図書館に通って全巻読了しました)、そのことが、三国志の登場人物像で日中間にさして齟齬がないことの根底にあるのではと考えます。

*************

というわけで、三国志バカの日本人にとっては拝見必須の作品なのですが、一つだけ、不満を感じる点があります。

本作の最後に流れる「少年志」という主題歌は、十分聴き応えのある曲なのですが、字幕で出てくる「日本語の歌詞」が文章としてまとまりがなく何を言いたいのかよく分からない上、あまり胸に響く内容ではなく、最初の頃はすっとばしていました。

が、主題歌に限っては中国語も字幕表示されるので、何度か見ているうちに、この翻訳は不正確では、また、本物=中国語の歌詞は本作品の主題に即した重く悲しい意味を含んでいるのでは?と思うようになりました。

例えば、歌の中盤で「唯有餘年祭天下事 悲歌 唱山河」とあり、歌手の声量も大きく、歌のメインと言って良い場所の一つです。

この歌詞、字幕では「余生は乱世から離れ 悲しき歌が響き渡る」と表示されています。が、これでは、前段は老人が余生を安らかに暮らしたいと述べているのかな、という印象は受けますが、後段は悲しい歌が云々ということで、両者のつながりがやや悪く、全体的に何を言いたいのかよく分からないように感じます。

その上で中国語を見ると「祭天下事」とあり、直訳すれば「余生はただ天下のことだけを祭りたい」ですが、この「祭」とは、日本のお祭り(現在の姿)と異なり、祭祀=亡くなった人を弔うことを指すはずです。

で、その上で作品を思い返すと、主人公は、崩御を公表できず、あるべき葬儀・埋葬などが全くできなかった献帝をきちんと弔いたい、ということを繰り返しヒロインに述べています。

中国人(とりわけ当時)が祭祀を非常に重視する文化であることも相俟って、その点は、本作ではストーリーの核となる重要な動線となっています。

よって、「唯有餘年祭天下事」とは、余生=曹操との対決を終えた後は、献帝を祭りたいという主人公の心情を表現したものでは?と読み取ることができます。

そのように考えれば、「悲歌 唱山河」も、主人公にとっての大切な人はもちろんのこと漢朝ないし世の混乱のため非業の最期を遂げた多くの人々の悲しみを歌いたい、という意味に理解できるはずです。

私はまだ最後まで本作を拝見していませんが、史実と真正面から反しないストーリーになるのであれば、終盤に深刻な悲劇が主人公を襲うはずで、この歌が主人公の晩年の心情を描いたのであれば、「祭=弔い」の対象は献帝だけに止まらないのかもしれません。

仮に、それと多少違う展開を辿ったとしても、この歌を、若くして才能を嘱望され漢朝復興の強い願いを抱きながら、繰り返し悲劇や辛酸に見舞われ失意のうちに世を去ったのかもしれない、本物の献帝の鎮魂歌と理解することもできるのではないかと思います。

また、主題歌は最後に「風落 帰人間」と歌って終わり、この「帰人間」とは、直訳すれば「人間に戻る」となるようですが、中華皇帝とは人ではない(龍の化身たる黄帝の承継者=それが皇帝の権威の源泉である)と理解されていますので、その点からも、この主題歌が献帝(主人公)のことを歌ったものであることが窺われると思われます。

この箇所は、日本語字幕では「人の世に生きる」と表示されており、善解すれば、ストレートな翻訳をするとストーリー(史実)を知らない日本人視聴者にネタバレになるので、ぼかした翻訳をしたのかな、と感じる面はあります。

というわけで、本物の歌詞(中国語歌詞)には以上に述べたテーマが潜んでいるのに日本語訳詞がそれを適切に伝えているように見えないことが、私が本作に不満を感じた唯一といってよい点ということになります。

で、ここからが三国志バカの暴走となりますが、上記のテーマに適った翻訳が日本人に伝わるのでなければ、本作ないし献帝が浮かばれないのではないか、と感じたので、私なりに以下でオリジナルの訳詞を載せることにしました。

ただ、私は中国語は勉強したことがなく、最低限の漢字しか分かりませんので(21年前、長江三峡や武漢などで辞書を片手に筆談したことはありますが・・)、Webの翻訳サイトのお力で少しだけ悪戦苦闘し、あとは意訳超訳の塊という感じです。

本作を実際にご覧になった(これから見てみたい)方はもちろん、三国志に関心のある方は何かの参考にしていただければ幸いです。

**********
(中国語の原文)

煮酒的火 還尚溫

多情 空餘恨 
夜話的燈 還撩人
長夢 遇遊魂

欲蓋彌彰 他鄉月光
荒涼 某個 眼眶
現世彷徨 陣陣風涼
沉淪了 多少個 星霜

少年之志欲留青史
亂世百年剩無名氏
唯有餘年祭天下事
悲歌 唱山河

少年之志不渝終始
亂世百年皆如赤子
但使餘年了清平願
風落 歸人間

***************

(オリジナル訳詞)

温くなった 燗酒のように
果たせぬ思いが 空しく漂う夜

微かな灯火が 私をいざない
黄泉のあなたに 夢でまみえる

されど、異郷の月光は 私を現実に戻し
眼前の荒涼を 否応なく見せつける

今はもう この心は 風の中を彷徨うだけ
大切な時間は 遠く過ぎ去ってしまったから

私は歴史に名を残そうと欲したけれど
乱世の果てに 名も無き者として生き残った

ゆえに、残された時間は
世のために散ったあなたを弔い
悲しい物語を 山河に歌い継ぐのだ

私の志は逆境に負けはしなかったけれど

乱世では誰もが 赤子のように無力だった

ゆえに、残された時間は
ただ世の安寧のみを願う

そして、役割を終えた私は
ただの人として、閑かに生涯を終えるのだ

***************

絶対的な権威を持ちながらも、何の権力も実力組織も持たず、天下の平和と万民の安寧のため僅かな同志と共に知恵と勇気を尽くし、時には苦渋の決断も受け入れる献帝(主人公)の姿は、現代日本人にとって、ある人物ないし存在に非常に近接して見えることは、少なからぬ方が感じたのではと思われます。

それは、中国人のほとんどにとって馴染みがなく(或いは、何らかの誤解をしていて)、逆に、日本人なら、ある意味、とても身近に感じる存在です。

どうして、日本には、その方がいて、中国にはいないのか。

どうして、日本人はその方(の一族)の物語を描くことがないのに、中国はこのような物語を描いたのか。

今度は、そのことについて、考えたことを少し書きたいと思っています。

(8.3追記 訳詞の冒頭を差し替えました)

アベノマスクに「今さらジロー」と言いたい貴方に捧げる唄

てっきりGW前にはいただけるものかと思っていたアベノマスクこと首相マスクは、聞くところでは、5月末までには、今も感染ゼロ記録更新中?の岩手県民を含め、全国民に届く予定だそうです。

諸々の事情でやり場のない鬱憤が溜まっている方は、私が子供の頃に一世を風靡した小柳ルミ子氏の「今さらジロー」の曲に沿って次の替え歌でも熱唱していただき、届いたマスク自体は決して捨てることなく、大事に使用又は保管等していただければ幸いです。

【今さらマスク】

あれは確か 4月初め 憂鬱な夜に
ブーイング 振り払って 言い出したっけ

家のテレビ 何度も見た あなたの会見
苛立ちで わめいた日も あったっけ

今さらマスク ありがたがれと 言わないでよね
すぐに届けられないと知って 頼んだくせに
今さらマスク 来るの遅いよ あたしのもとへ

あのあと買って・・ いま余る

ルルララルルララ ルルラララ
しゃぼん玉だね  支持率は

元気ですか? ひとりですか? どうしてますか?
仲間たちと 机並べて 話もできず

さりげなく消えてゆく 街かどの店
楽しかった 想い出が 胸をつく

今さらマスク 布でごめんと あやまらないで
あたしの身を 案じるなら  別なことして
今さらマスク 戻せやしない しないわきっと

賑わう日々が 今はもう・・

ルルララルルララ ルルラララ
しゃぼん玉だね  この街も

今さらマスク ありがたがれと 言わないでよね
あたしたちの 行き詰まり 分かったくせに
今さらマスク 罪つくりよ あたしにとって

昔は昔・・・ 今は今・・・

ルルララルルララ ルルラララ
しゃぼん玉だね  この世界

天竺から家庭の平穏と愛を祈る詩~ガンダーラだったら~

ウイルス禍に伴い、もう何日もご家族との予定外の濃厚接触が激増して不要不急の軋轢に悩まされている、という方が多数おられるかと思います。

逆に、一人暮らしをなさっている方は、一日中誰とも話す機会もなく、逆の意味で残念な日々だと感じておられるかもしれません。

そんなときは、懐かしい名曲をもとに作ったこんな替え歌で、モンキーマジックな日々を思い出し、心を癒やしていただければ幸いです。

*********

その家は 家事の多くを 放ったらかしてるよ
誰も皆やらないから 渋々こなしてた

そんなとき また後ろから 「ソレ違う」と言う声が
どうして自分でしないのだろう 教えて欲しい

それだったら だったら テメエでやりゃ いんじゃない
ダッターラ ダッターラ あんたやれ ダッターラ

甘い日々の思い出さえ 消えたと言うよ
旅立った人もいるが 切ないその背中

自由になったその暮らしは 素晴らしいユートピア?
あの頃に 夢見た家庭 まぼろしなのか

そうだったら だったら 踏ん張っても いんじゃない
ダッターラ ダッターラ 愛のくに? だったら・・

********

なお、この替え歌はフィクションです。実在の家庭とは関係ありません(笑?)。

ところで、この歌詞(替え歌)、もともと、前半(1番)が、名も無い家事を押しつけられたのに配偶者から文句を言われる夫婦の悲哀をやや滑稽気味に描いたもので(主役が男女どちらなのかは特定していません)、後半(2番)は、離婚した方々を意識して、前半よりもディープな歌詞にしてみました、というコンセプトで作っています。

が、この歌詞を読み返すと、それとは別に、「配偶者を亡くされた方が自宅で一人で家事をこなしていると、後ろから亡くなった方の声が聞こえてきた・・」という光景を描いているようにも見えます(そのような解釈が可能な歌詞になっています)。

そして、そのような見方をすれば、後半の歌詞も、前半の延長で捉えることができますし、働かない配偶者に悪態をついているように見える前半の歌詞が、実は・・ということで、グッと切ないものに見えてきます。

そんなわけで、読み手のご判断で、色々な解釈をしていただければ幸いです。

また、ウイルス禍に振り回される家庭をテーマにした替え歌ですが、時折、受任中の事件の関係者の方々に「だったら自分でやればいいのに・・」と余計な一言が思い浮かぶ身のせいか、ある意味、私の本業に通じる面もあるかもしれません(これも、また余計な一言ではありますが・・)

うなうなディスコとかけて、ウイルス禍の外出自粛と解く

ここしばらく、本業の優先(或いは加齢による深夜の気力低下?)が原因で、ブログの更新ができていませんでした。

が、ウイルス禍の影響?で当方も新規のご相談や受任が減少傾向にあり、溜まった起案をこなしつつありますので、まずは、以前にFBに載せた文章を中心に、ブログへの投稿を再開していきたいと思います。

*****

私が行きつけのスーパーでは、数年前から「うなうなディスコ~♪」という曲が頻繁にかかっており、最初は耳を塞ぎたくなるほど辟易していましたが、今では中毒に近いような状態になっています。

この曲、最初は歌詞が全く分からず、後年、鰻の販促ソングだと気づいたものの、長い間「うなうなビースト」と歌っているのでは=うなうなビーストなる販促ゆるキャラのテーマソングだと長年思っていたのですが、昨年頃に検索し、USEN社の作詞作曲で冒頭の歌詞だということを知りました
で、どうして自分が「ディスコ」と聞き取ることができなかったのか、その理由を考えると、私が、ジュリであれアナであれクラブ云々であれ、その世界には足を踏み入れることなく東京生活が終わり全く馴染みがないため、認知バイアスが生じたのではと思いました。

ともあれ、現下の情勢に伴い、不安や不満を抱えつつ自宅で食っちゃ寝するだけで、贅肉とストレスばかりが溜まりウダウダしている、という方も多いのではと思われます。

この曲をスーパーで聴く機会がある方は、次の替え歌でも思い出して気を紛らわせていただければ幸いです。

****

うだうだビースト~♪
うだうだビースト~♪

今夜もカロリー うなぎのぼり

うだうだビースト~♪ 
うだうだビースト~♪

こんなのぜんぜん 
ゴールデンウィークじゃない!

****

誰かUSEN社に許諾を頼んで、どこかで歌ってくれないかな?(星野氏風に)

それはさておき、ここしばらく雑談ばかりのブログになっていますが、ウイルス禍による様々な被害への対策の必要などにも照らし、頃合いをみて、社会貢献になりうるような投稿もできればと思っています。

英国首相とよく似た、広島の知られざる?大物弁護士

EU離脱の是非を巡って物議を醸している英国のジョンソン首相については、風貌などが何かと話題になると共に、率直な?キャラクターが人気を博しているようです。
https://www.asahi.com/articles/ASM9C4H4RM9CUHBI01Q.html

大学の同期で受験生仲間、しかも同じ年に合格した上に司法研修所のクラスまで同じ、という男が広島で弁護士をしているのですが、奴は、

「髪はボサボサ、いつも何か面白いことを言ってやろうと狙ってるお調子者で、クラスの人気者。孤高な一面もないわけではないが、気さくで話しやすく、服装や髪形には無頓着で憎めない。頭も育ちもそれなりに良く、案外、色々なことを考えたり蠢動したりもする(が、それをあまり生かし切れていない)」

という御仁で、その点でジョンソン首相によく似ているような気がします。

大卒(浪人)1年目か2年目のS法会の夏合宿の際、次のような「忍者ハットリくんの歌」の替え歌(歌詞)を彼のテーマソングとして作ったのですが、それが私の記念すべき?替え歌第1号だったりします(○○部分は彼の名前がそのまま入るので、さすがに伏せました)。

*********

山を飛び 谷を越え
S法会へ やってきた
○○○○○ やってきた

怪しいまなこに 減らず口
ボサボサあたまに 中国人民帽

目もあてられぬ 屁理屈で
ボールが投げられストライク

おさる おさるだ ○○○○○
味方か敵か シンタでござる シンタでござる

********

もっと世に出て来て欲しい(それに値する)男なのですが、ネットで検索すると、商売っ気のない事務所サイトと地元での幾つかの仕事ぶりなど限られた情報しか表示されず、少し残念に思っています。

ぜひ、地元の方々は彼を表舞台に引きずり出していただければと思いますが、案外、フィクサーとして暗躍しているのかもしれません。

もしかすると、朝寝坊癖がまだ尾を引いているのかもしれませんが・・・

おっと、「それはお前のことだろう」と仰る方々が岩手弁護士会方面などから来たようです。

負けるな牛丼の友

かなり前の話で恐縮ですが、歌人としての活躍を期待されながら、若くして命を絶ってしまった方を紹介する記事を読んだことがあります。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/480831/
https://www.hikipos.info/entry/2019/03/28/070000

一般企業で就労するのが難しい方とのことで、非正規従業員として就労しながら短歌を発表していたそうですが、拝見すると啄木っぽい雰囲気もあり、残念に思います。

私も、大学卒業後はS法会の先輩に紹介いただいた「公立中学校の警備員のバイト」を終えた朝方に、S家の豚汁牛丼セットでぜいたく気分を味わって帰宅するも、腹が・・・という生活をしていました。

ぼく浪人 今年も落ちる秋がきて
牛丼屋にて牛丼食べる

銀座のイソ弁時代の夕食は、新橋駅近くのY家が利用頻度の最も多い場所で、事務所に戻って書類を見返した途端に腹が・・・という有様は変わらずでした。イソ弁も非正規のようなものと言ったら怒られそうですが(当時は分不相応の給与をいただき、おかげさまで開業できましたので)、ネオン街に消えていく皆さんとはついにご縁がありませんでした。

ぼくイソ弁 起案に追われる夜がきて
牛丼屋にて牛丼食べる

震災から数年経ち、昔と異なり胃は丈夫になりましたが、町弁冬の時代(或いは業界内格差)の影響で、1年ほど昼はスーパーの半額おにぎりとカップ麺に依存していました。現在は、某パスポートのお陰もあり、多少は食生活は改善しています。

ぼく町弁 運転資金がひもじくて
冷凍おにぎりチンして食べる

そんなわけで、この業界を目指す皆さんに向けて最後に一言。

法学の友よ、負けるな 
ぼくもいま事件に右往左往している