北奥法律事務所

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児童虐待

ウイルス禍で生じていたDV等の問題と駆け込みホテルなどの解決策

ウイルス禍の真っ最中であった3年ほど前の話ですが、学校の休校と企業の自宅待機(リモート)が長期化した結果、自宅内にストレスを抱えた家族内で虐待問題が生じたとの報道が時折とりあげられていました。
「子どもに手をあげた」親からの相談相次ぐ 名古屋のNPO | NHKニュース

家族全員を自宅に長時間、閉じ込めることで、家庭内の感染リスクのほか、以前から家庭が抱えていた問題が子供など家庭内弱者への各種DV被害の形で発現することは、世界中の報道で予測されていたことですが、それに関する実効性のある予防策などのニュースを目にすることがないまま終わったように思われ、残念に感じます。

数年前、盛岡市内の某著名ビジネスホテルが、所在する地域の小学4年生を対象に宿泊体験の企画(参加する子供が夜にホテルに来て宿泊し、そのまま朝に登校するというもの)を行ったことがあります。

例えば、ウイルス禍が再発しホテル等が再び閑古鳥などという事態が生じたときは、いっそ「駆け込みホテル宣言」でもしていただき、自宅で過ごすことに支障のある方を受け入れてもよいのでは(内容に応じて一定の利用費は公的補助)と思いました。

また、休業居酒屋なども、そのような方を対象に食事を提供等するサービス(同上)を行うなどという形で、関係者を救済すると共に仕事や金の流れをつくる努力があれば良かったのではと思います。

そのような形で、公的ニーズと民営サービスを繋ぎ合わせる工夫が、現在の状況下でも色々と求められているのではないかと思われ、関係者のご尽力を期待したいものです。

20年前に日本を去った音楽家がNYから戻ってくるとき(某少女漫画から)

10日ほど前に音楽業界で話題になったニュースに関し、私と同世代の日本各地のご家庭(夫婦)で、次のような会話がなされたのではないでしょうか。

妻:NY在住の小沢健二が20年ぶりに新曲を出し日本で活動再開だって。

夫:剣道と模試で全国1位になった生き別れの息子を魔の手から救うために来日したのか。

妻:あたしの漫画を読んでる暇があったら、今すぐテーブルを拭き食器と洗濯物を片付けて風呂を洗って。

何のことか分からなかった方は、「有馬怜司」と検索してみて下さい。私が全巻読んだのも10年以上前のことですが、色々と考えたり感じさせるものがある良質な作品だと思います。