北奥法律事務所

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映画化

盛岡を舞台とした映画を制作する方々の光景と、その影裏で?盛岡出身の偉人の物語の映画化を目指す男

先日の盛岡北RCの例会は、当クラブきっての顔の広さ(社交力の凄さ)を誇るTさんのご紹介で、大友啓史監督とタッグを組み同監督の映画作品などのプロデューサーを務めておられる五十嵐真志さんという方(引用サイトの運営企業の役員さん)がゲストとして卓話をして下さいました。

主として、来年上映予定の芥川賞作品「影裏」(綾野剛・松田龍平の共演作品。沼田真佑原作)の制作過程や作り手の方針などに関する説明があり、若干のマル秘話のほか、市内各地のロケや大友監督の作品にかける思いなどを説明されていました。

昨年頃、盛岡の方が近所でロケが行われていたのを発見したとfacebookで投稿されていたのを拝見していますが、ロケ地の写真などもプロジェクターで紹介されていました。

で、スピーチの最後に、この映画は大企業のみがスポンサーとなっていた過去の大友作品と異なり協賛を広く募っており、とりわけ「オール岩手ロケで、岩手の作品として世に送り出したい」とのコンセプトから、盛岡をはじめ岩手県内の企業さんに対応可能な金額で協賛者になって欲しいとの呼びかけがありました。

基本となるコースは、相応の規模の企業や資産家の方でないと気軽にイエスと言える額ではないようですが、エンドロール等に出るだけでなく自社商品に「影裏」の文言を用いて販売等することも了解するほか(すでに県内の某著名酒造メーカーが特製日本酒を販売する方向で準備中とのこと)、大友監督との対談などの特典も付いてくるのだそうです。

そんな額は無理という方でも、多少無理をすればどうにか賄える程度?の協賛口があり、詳細は忘れましたが、そちらもエンドロールで名前が出るほか試写会招待などの特典もあると聞いたような気がします。

というわけで、同作品を応援したいとか、商品展開も含めた宣伝に乗り出したいという方は、ぜひ、五十嵐さんまでお問い合わせ下さい、というか、連絡先知らんぞという方は、名刺をいただきましたので、ご遠慮なく私にお申し出下さい。

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・・と、ここまで、どうして頼まれたわけでもないのに、協賛などの類にはご縁のない「運転資金の調達に日々追われる田舎町弁」の私がこんなことを書いているかというと、そこには一つ、重大な下心がありました。

皆さんお忘れかもしれませんが、3年ほど前「太平洋戦争下のシンガポールに二戸生まれで盛岡出身の変人学者さん(田中舘秀三・後の東北帝大教授)が突如現れ、世界遺産・シンガポール植物園と大英帝国が有する東南アジアの貴重な学術資産群を陥落に伴う戦火や略奪から守った物語(あらすじ案)」を本ブログで延々と連載し、いつか映画化を目指したい!などと恥も外聞もなく途方もないことを書いたことがありました。

もちろん、戦時下に重要な役割を果たした同郷の方を顕彰したいというだけの気持ちからのことでしたが、その後は、何をすることもなく(一度、本格的な研究者らしき方からDMをいただき大変驚いたことはあります)、無為のまま現在に至っていました。

そこで「このあらすじ案を大友監督に渡して映画化して下さい」などと馬鹿なことを申すつもりはありませんが、沼田氏であれどなたであれ、五十嵐さんの人脈に連なる方で、この秀三先生の物語に関心を持っていただける方がいれば、それをとっかかりに、本物の小説家による新たな小説完成→いつかは大友作品へ、という野望もありうるのでは・・との儚い夢を抱かないではありませんでした。

が、さすがに、手ぶらで「あらすじ案」を渡しただけでは「なんだこの変な奴は」の一言でおしまいというか、少年ジャンプの編集者に駄作を持ち込み封も開けてもらえず突っ返されてトボトボ田舎に帰る哀れな高校生並みの話になるでしょうから、せめて、誰か協賛金のお力になって下さる方がおられれば、それを手土産に・・という他力本願なことを思いついた、というのが本投稿の率直な動機です。

というわけで、(私のことはさておき)大友監督作品のエンドロールに載りたい、いや、対談もしたい(かなりお金はかかるけど・・)という方がおられば、ご遠慮なく私までご連絡下さるようお願い申し上げます。

壮大感動巨編「シンガポールの魂を救った日本人~田中舘秀三物語~」第10回 映画化の実現構想と賛同者の募集について

今回は、これまで延々と述べてきた「あらすじ案」(を参考にした本職の方の原作や脚本など)を、どうすれば本当に映画化できるのかという観点で、思いつきレベルのことを少し書きたいと思います。

もちろん私自身には映画化できるだけの小説や脚本を作る力も実現する力もありませんので、やはり本職の方にこの物語に関心を持っていただき、映画の作り手達の目に耐えるだけのものを作っていただくほかありません。

というわけで、(FBを通じて)「このブログを読んで下さる可能性があり、かつ業界人との繋がりのある方」に、何かの機会に伝えていただくことをお願いする以外には思いつく方法がありませんので(自ら賛同者を募り団体を設立して運動云々などという「オルグする能力」は私には全くありません)、思いつくまま私の個人的な人脈を生かした幾つかのルートを考えてみました。

勝手に名前を出された皆さんは、お気を悪くなさらないようお願いします。なお、順番は「私が思いついた順」です。

①肴町の若大将SMさんを通じて、盛岡が輩出した作家・斎藤純氏や高橋克彦氏に小説版を依頼→高橋氏の強力な知名度を生かして映画化に持ち込む。

→高橋氏が「天を衝く」に続く二戸人小説第2弾の執筆に意欲を燃やしていただけるのなら、一挙に話が進むか?とりあえず、今回のシナリオ案を「街もりおか」に連載させて貰うようお願いするところからスタートし、映画化が無理でも盛岡・二戸合同文士劇上演を目指すか?

②JC人脈の方々を通じて、盛岡が輩出した映画人・大友啓史監督に依頼し、映画化に持ち込む。

→大友監督が「旧制盛岡中学出身の知られざる傑物を主人公にした作品を撮りたい!」という意欲を燃やしていただけるのなら、一挙に話が進むか?

③司法研修所の同級生である現役作家・H先生に小説版を依頼→H先生の強力な知名度を生かして映画化に持ち込む。

→できあがったものが、なぜかハードボイルド法廷ミステリーサスペンスに入れ替わっているリスクあり?ともあれ、H先生が「ミステリー系だけでなく大戦を舞台にした歴史ロマン小説も作りたい」との意欲を燃やしていただけるのなら、一挙に話が進むか?

④司法研修所の同級生Oさんを通じ?九戸政実(九戸戦役)を描いた「冬を待つ城」の著者である作家・安部龍太郎氏に小説版を依頼→安部氏の強力な知名度を生かして映画化に持ち込む。

→安部氏が「冬を待つ城」に続く二戸人小説第2弾の執筆に意欲を燃やしていただけるのなら、一挙に話が進むか?

⑤函館ラ・サールの同期生で映画産業などにも従事する実業家弁護士・Y君に頼んで、本企画に賛同する大物映画人を探して貰い、映画化に持ち込む。

→Y君人脈を通じて、現役映画人に売り込むことができれば、松下村塾組と二戸との知られざる繋がりで共感を獲得し一挙に話が進むか?

⑥盛岡JCのOB女性起業家TMさんを通じ「のん」こと能年氏を主役(千代)に抜擢することを前提としたシナリオ案を「この世界の片隅に」の制作陣など関係者に売り込む。

→監督さんなどに「大戦を舞台とする泣ける物語をもう一度作りたい」とのお考えがあれば熱意が通じるかも。特に「光と影をきちんと描く」との観点から華人虐殺は必ず触れるべき話だが、実写化は悩ましい面があるので、アニメ併用とする作り方などもあってよいのでは。

⑦「街の本屋」業界の雄・さわや書店盛岡フェザン店など市内の書店に本企画を持ち込み、まずは前回紹介したコーナー博士の本の復刊本をシンガポール紀伊國屋書店から大量購入していただき、荒俣氏本や戸川氏本(復刊可能?)と共に秀三博士フェアを行うなどして話題として盛り上げ、最終的に同店などの人脈を通じて原作小説→映画化に持ち込む。

→この路線だと長期戦は必至かもしれませんが、のんこと能年氏を現代パートの主役で抜擢するなら多少遅くなっても大丈夫でしょう。

⑧その他(アイディア随時募集中)

と、思いつくままに私個人のツテで映画化(や小説化)が実現できるかもしれないルートをあれこれ考えてみました。もちろん、私にとっては、秀三博士の物語の映画化(による顕彰)が実現できればそれでよく、そうした意味では「早い者勝ち」だと思っていますので、関心を持っていただいた方は、それ以外のルートも含め、ぜひこの企画をしかるべき業界人の方に売り込んでいただければ幸いです。

まあ、こんなことを延々と書いていても、家族から「寝言と駄文の暇があれば家庭内労働に精励せよ」との上官命令が来るだけというのが、私の恥ずかしい現実ですが。

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