北奥法律事務所

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恵まれないF納税者に愛のゴー券を

先日の新幹線おそうじ投稿の続き(2週間以上前の出来事)です。

数年前、ご縁により今後数年間に亘り、年に1~2回、やむなく函館に行かざるを得ないことになりました。

その上、30年前には存在しなかった有り難くない事情により、最低でも年1回、そのためだけに2泊3日で(前日夜から)行かざるを得ない羽目になりました。

そこで、その負担感に困り果てた末、「せめてF納税が使えれば」と考えて陳情したところ、F納税で宿泊費補助特典ありとの報告を受けたことから、昨年、F納税(二戸ではH納税)に初めて手を出しました。

F納税は、金持ち優遇の印象が強すぎ、これまで忌避・嫌悪していた(というか、制度が発足した時点で町弁厳冬期の時代に突入し、それを必要とするだけの所得がなかった)のでご縁がなかったのですが、ともあれ、1年前は「これで少しは楽になる」と思いました。

が。

よりによって今年に限ってウイルス問題が勃発し、迷走の末?「2泊3日の企画」が中止し、他の企画も悉く中止に。

もちろんF納税の「旅行補助金(ポイント)」には越年(繰り越し)の制度がありません。

本来なら「これで函館に行く必要はなくなった、経費が浮いて助かる。やった~」となるはずでした。

が、昨年に限って余計なことをしていたせいで、ケチでビンボーな身としては、

「これ(F納税特典)を消化せずして、年を越せるか!」

状態となり、何ヶ月もの間「収束すれば、この企画はやります」的な知らせが来る度に一喜一憂していましたが、ついに今年最後の企画も潰れ、仕方なくF納税特典(援助)を消化するためだけに、函館に行きました。

で、現在の社会情勢に照らし

「ゴーなんとかも併用できるよね。F納税した人だけ差別する理由ないし。」

と思っていたのですが、あれこれ調べたり問い合わせた結果

「併用ムリ。何のクーポンも出ません。」

とのこと・・

で、こんなのF納税者差別だ、しかも(これまでは完全自腹だったので、F納税者どもザマーみろで済んだのに)よりによって、初めて手を出した年に限って・・と、泣きそうになりながら出発しました(その上、新幹線の座席には・・は、先日の投稿のとおり)。

せめてもの腹いせに、普段は某ソーセージや地ビールなどを函館駅で買って帰るのを、今回は「ゴー券もないのに物が買えるか(持ってる人、羨ましいぞ!)」と、何も買わずに帰りました(トホホ・・)。

というわけで、日本政府におかれましては、①ゴー券とF納税の併用、②相応の理由によるF納税特典の越年利用、③県ごとのゴー飯券の越境(他県)利用の3点を、早急に認めていただくよう陳情申し上げます。

ともあれ、2泊3日を見越して相応の特典券(ポイント)を得ていたので、それを1泊で消化すべく、函館の値段が高いホテルの一つとして有名な「ラビスタ函館」に思い切って泊まることにしました。

ここは「贅沢イクラ食べ放題朝食」が有名で、ホテルの掲示では日本の朝食ビュッフェランキング全国第2位(北海道では当然1位)だそうで、実際、納得の朝食でした。

ホテル(建物)自体は多少年季を感じましたが、私自身は満足して宿泊しました。基本料金は相応ですので、私の身分ではF納税やらゴーなんとかがないと宿泊の勇気はなかなか出ませんが、ある意味、この騒動のお陰で結果として宿泊できたのだと前向きに考えることにします。

というわけで、温泉でメシを食うためだけに(F納税とはいえ)ゴー券ではなく自費で、主要な観光地は制覇済みの函館くんだりまで行くという、残念な?土日を過ごしました。

ただ、行けば行ったで、それなりに有意義な発見はあるもので、次回は、その件について投稿する予定です。

乞うご期待?