「小保」な人々のルーツを求めて

昨日あたりから、iPS細胞に続く新万能細胞の作製を実現したとして、小保方さんという女性の方が報道され、一躍時の人になっています。

私も「小保方」という名字がこの世にあるということを初めて知ったので、小保方という姓は「小保内」の姓と関係があるのだろうか?と不思議に思い、少し調べてみました。

で、ネットですぐに出て来たのは、群馬県伊勢崎市内に小保方という地名があり、江戸時代から東小保方村・西小保方村という村があって、その地域に住んでいる方は、小保方という姓を名乗ることが多いという話でした(もちろん、そのことと冒頭の小保方さんとのつながり等は一切不明です)。

他方、肝心の「小保方」という姓ないし地名の由来等に触れたサイトまでは発見できませんでした。江戸時代より前は別の地名だったと書かれたサイト(小保方地区にある神社について触れたもの)も見かけたのですが、真偽は不明です。

ちなみに、「小保内」姓のうち、私の一族(本家)の発祥については、江戸時代初期から二戸に在住していたことは間違いないとされており、また、桃山期には秋田県田沢湖周辺(現・仙北市、旧・田沢湖町=生保内町)の領主?をしていたとの伝承があります。

以前、私の本家のルーツについて色々と調べたことがあり、いずれ長々と書いてみたいと思っているのですが、少なくとも、「小保方」という姓や地名と接点があるという話に接したことはなく、残念ながら無関係と思われます。

ちなみに、小保内の「内」はアイヌ語の「沢(小川)」を意味すると言われており、この点は、「ナントカ内」が山ほどある北海道に見られるように、よく知られた話かと思います。

他方、肝心?の「小保」の由来は何を調べても見かけたことがなく、未だに謎です。

ちなみに、福岡県大川市(佐賀市との県境で有明海に面する場所)には、「小保」という地名があるそうですが、こちらの地名の由来も不明です。また、読売新聞の4コマ漫画「コボちゃん」は、wiki情報によれば、主人公の名前が「田畑小穂」で、作者が幼少時に「小さい子」の意味で呼ばれていたあだ名に由来するとありますので、「小保内、小保方」等とは何の関係もないようです。

というわけで、「小保(内)」や「小保方」などの由来をご存知の方がおられれば、ぜひご教示いただければ幸いです。

追記(2.1)

この記事をfacebookに投稿した後、他の方から「古代の常陸の国に勢力を伸ばしたオホ氏という人々がおり、多氏とも呼ばれていた」等のお話を伺いました。

wikiでは「多氏」について「於保とも記され」とあり、思いつきレベルの仮説として、遙か古代に、多氏(古い皇族と述べているものもあれば、渡来人である秦氏から分かれたものと記載するものもあります)の一族から分かれた人が、「オホ氏」となって常陸を中心とする東国に分布し、その中で、秋田県田沢湖周辺に住むようになった人が、アイヌ語の「ナイ」と組み合わせて、「小保内」を名乗るようになった(或いは、その流れの中で小保内の姓や生保内の地名が成立した)、ということも考えられるかもしれません。

私も、多少の壁にめげることなく?、さらに調べて分かったことがあれば、またネタとして書いてみたいと思いますが、私のことを書いても世間の注目は浴びないでしょうから、便乗?したい身として、小保方さんの益々のご活躍を祈念しています。