ロータリーへの田舎の町弁の関わり方

前回に続けて、ロータリー関係で、もう少し書いてみたいと思います。

ロータリーは、1905年にシカゴで活動する弁護士の方が懇意にしている他業種の友人と共に結成したとのことですが、我が国では、弁護士の絶対数が他業種に比べて少ないせいか、ロータリーの組織内での弁護士の存在感は、米国に比して高くないように思われます。

むしろ、盛岡北RCもそうですが、Webサイトで会員を公開している盛岡の各クラブの構成を見ても職業比率で見る限り非常に多いのはお医者さんで、入門書の著者も医師の方になっています。我が国の医師数は、弁護士数の約10倍(しかも、弁護士は最近になって激増しているので数年前なら約15~20倍)なので、当然と言うべきかもしれませんが。

お医者さんに対抗したいわけではありませんが、弁護士会員にとって創設者と同じ看板(職業)を背負っているというだけでなく、職業倫理を重んずる実業人、専門職業人が社会奉仕を実践することを目的とするロータリーにおいては、厳格な倫理規程を掲げ社会正義の実現を目的とする弁護士は、職業の特性としても果たすべき役割が大きいというべきでしょうから、そうした意識を持って参加していきたいと思っています。

とりわけ盛岡北RCに関しては、故・野村弘先生をはじめ岩手弁護士会の重鎮の先生方が過去に在籍されていたと伺っていますので、それらの先生方にも恥じないような活動や生き方ができればと思っています。

この意味では、現在、弁護士業界は激増の一途を辿っており、そのせいか、先日の地区の広報では、私以外にも2人の弁護士の方(いずれも宮城でしたが)の入会報告がなされていました。恐らく、岩手・宮城地区で一度に3人もの弁護士が入会するということ自体、前例がほとんど無いのではないかと思われます。

今後は、弁護士激増に追い立てられるかのように、ロータリー内で弁護士の会員が増えていくと思われますが、中には、今年の盛岡西RCの会長をされている吉田瑞彦先生のようにリーダーシップを発揮したり弁護士会員の価値を高めていく方も、増えていくのだろうと思います。

ロータリーに限らず、弁護士の社会貢献、社会奉仕の幅や形を拡げて、そのことを、より良い形での職域拡大に繋げ、ひいては、真面目に仕事をする弁護士が激増に負けず適切に生計を営み、社会に必要とされる存在であり続けることができる業界であり続けるよう、私も精進していきたいと思っています。