令和2年の年頭のご挨拶

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

昨年も、地域の中小企業や個人の方々の様々な法的問題の対処、解決に従事しましたが、相応の規模の企業の倒産により様々な作業や法的検討を必要とした破産管財事件を数年かけて概ね決着させたり、家事事件や労働事件など、当事者の人的関係の深刻な破綻に伴い激しい対立が生じた事案で、苦心の末に良好又は穏当な成果を挙げることができた受任事件が幾つもありました。

本年も、交通事故や家庭内の問題、債務整理など日常的に取り扱う類型のほか、企業譲渡(事業承継)を巡り様々な問題が生じて深刻な紛争に陥った訴訟など争点が多岐に亘り当事者の対立も激しい事件まで、引き続き多様な業務に取り組んで参りますが、個々の受任事件に懸命に取り組むことなどを通じて、ささやかながらも社会のお役に立てればと願っております。

皆様におかれましても、変わらぬご愛顧のほどお願い申し上げます。

ところで、年末にボリュームの大きい案件の処理に多数追われた上、新件のご依頼やご相談も多数いただいたことなどから、年賀状の作成が期限(年末の強制終了)に間に合わず、恥ずかしながら、数年ぶりに年明けに投函することになりました。

顧問先の方々をはじめ年賀状をお送りすべき皆様には年始早々から失礼してしまい恐縮ですが、ご容赦のほどお願いいたします。

反面、惰性で形だけお送りしているに過ぎないのではと感じる送付先もあり、その点に関する適切な対処も考えなければならないと思っています。

年末年始にかけて三島由紀夫について論じた本を読んだため、「壮大な虚無を感じつつ、それに抗うこと」について多少とも考えさせられましたが、時代の変化に応じて都度、取捨選択を悩みつつ、今、活かすべきものが何であるか、今年も考え続けていきたいと思います。