紫波・大迫(花巻)・盛岡の辺境部をゆく

先日、休日に紫波署まで仕事で行ったのですが、同行した家族から、紫波町内の船久保洞窟を見たいとの要望があり、終了後、そちらに向かいました。

事前に少しだけは調べていましたが、洞窟の入口は普段は施錠されており、見学希望者は、すぐ近くにお住まいの管理人さん(周辺の所有者)にお願いして見学することになります。

この日も、何の事前連絡もなく現地に赴いたところ、運良くお孫さんを発見し、管理人さんを呼んでいただいたので、見学することができました。

洞窟自体は小規模なものですが、最奥の広間は十分な見応えがあり、一見の価値があります。また、小さな蝙蝠が沢山いて、私はしませんでしたが、手にとることも出来る状態でした(軍手を持っていくのが賢明かもしれません)。

個人的には、入口の扉が開く前の光景が、得体の知れぬ何かが封印されていそうな感じがあって、味わい深いものがありました。

紫波町は、オガールで大いに売り出し中ですが、管理人さんご家族に迷惑にならない方法で、こちらの洞窟の活かし方も考えていただいてもよいのではと思いました。

但し、恰幅の良い方には通行困難な狭路部分もありますので、その点は予めご留意下さい(ネットで検索すれば、写真入りで詳細を紹介したサイトも出てきますので、そちらを参照いただくのも良いでしょう)。

その後、可哀想な狸の死骸が横たわっていた折壁峠を抜けて早池峰湖(旧大迫町=現花巻市)に行き、次いで、紅葉まであと少しの早池峰湖から長野峠を経て簗川道路に向かい、砂小沢や根田茂の集落を垣間見て、盛岡市内に戻りました。

これらのルートは、これまで一度も通ったことがなく、山道が続き展望も少ない地味な道のりではありましたが、簗川道路の奥地など、古き良き里山の光景(或いは、ドラマの舞台に出てきそうな閉ざされた雰囲気)を色濃く残しているエリアもありました(その辺りは、盛岡市内でも有数の過疎地=限界集落ではないかと思われます)。

最近では、限界集落は無理に維持しようとせず、ブランディング等に秀でた一部の優良集落を除けば、ソフトランディング的に昔の山林に戻すべきではとも言われているようですが、このエリアに関しては、盛岡中心部からほど近く、簗川ダム付近のエリアは道路が整備されたこともあり、何らかの活かし方、活性策がないのだろうかと思わずにはいられないものがありました。

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