北奥法律事務所

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01月

悪いことは重なるの巻~法廷のすっぽかされ被害と駐車料金~

先日、11時の法廷に自動車で盛岡地裁(石割桜)に向かったところ、珍しく駐車場が満車になっていて、やむなく桜山そばの県営内丸駐車場(噂では、盛岡で一番料金が高いそうです)に駐めて、法廷に向かいました。

で、そんな日に限って相手方代理人(若いイソ弁さん)が期日をすっぽかし、のんびり屋さんオーラ漂う担当書記官が、15分位過ぎてようやく先方の事務所に電話したところ、11時半と勘違いしていたとのことでした。

30分経ってようやく出廷したイソ弁さんは、ドアを開けたときに、小声ですいませんと言っているのが後ろ(背中)から聞こえましたが、着席時には私に謝りもせず平然と相対していました。

この種の話は5年~10年に1度は経験しており私も1回位は身に覚えもありますので、自分から騒ぎ立てることはありませんが、私が逆の立場なら関係者全員に顔を合わせるたびに平謝りという感じになるでしょうから(それが人に迷惑をかけて反省している人の態度だと思います)、なんだかなぁと残念に感じました。

よりによって駐車料金の負担を余儀なくされた日に限ってこんな目に遭い、貴方のせいで増額された料金分を賠償してくれよと言いたくもなりましたが、若い弁護士さんが作法に欠ける点があるという類の話は、すればするほど自分自身に跳ね返ってくる話でしかありません。

また、引き籠もりがちで若い弁護士さん達と交流もなく、聞く耳があるのか分からない人に苦言を呈するエネルギーもありませんので、このイソ弁さんも、いずれ強面の事件関係者にこっぴどくどやされ・・もとい、有益な経験を積み重ねていただければと加持祈祷する程度のことしかできませんでした。

ともあれ、私自身は岩手を代表するベテランの先生方のように、

実るほど頭を垂れる稲穂かな

の路線を目指したいものです。

まあ、こんなことを書いていると「だったらお前も会合に時間どおり来い(日頃の行いが招いたことだろ)」と言われるだけなのでしょうけど・・

 

さよなら、そして、ありがとう、バーニーズ新宿

1月上旬に、バーニーズ・ニューヨーク新宿店が閉店するとのニュースを見かけました。
https://www.barneys.co.jp/personalities/the-barneys-team/thank-you-shinjuku.html

このお店が誕生したのは私の大学時代と記憶していますが、異性のためにお金を使う機会に微塵も恵まれない生活を送っていたこともあり、多摩地区から新宿に出没した際、精神衛生のため大変お世話になりました。

最初に入店した頃、扉を開ける係の人がいるのを初めて見て、目を丸くしたことを最近のことのように覚えています。

ケチでビンボーな司法試験受験生ですので、基本的にはバーゲン日だけに出没し、値札を見て溜息をついては最安値価格帯の何かを記念品的に買って帰るという程度ですが、駆け出しの頃に背伸びして購入したコートを20年も経てようやく(そこそこ)着こなせるようになったこともあります。

開店当時のあのお店の雰囲気は、他のデパート等で得られない「本物の西欧っぽさ」があり、唯一無二の価値を提供する場所と感じていました。修習生前後の頃、こちらで購入したネクタイを身につけて褒められたことも覚えています。

最近になってWebで服を買うことを覚えたので家族に蛇蝎の如く敵視されているのですが、当時バーニーズで買ったスーツのブランドをこの歳になってようやくきちんと知ることができ、色々と懐かしんでいます。

東京を離れてからは2~3ヶ月に1度、東京駅周辺を往復するだけの関わりでしたので、新宿店には10年以上ご無沙汰になっていますが、あの頃に感じた眩しさを、国内で、また経験できる機会に恵まれたいものです。

これもまた一つの時代が終わったことを示すものなのでしょうが、今を担う我々に、あなたは現代に相応しい本物としての価値を社会に提供しているのですか、とバーニーズが問うているのかもしれません。

ともあれ、残念なニュースですが、改めて感謝の気持ちを伝えたいです。

おら南郷スキー場さ行ぐだ

福島県の南会津町にある南郷スキー場のポスターが、「つぶれそう」などと自虐的なフレーズで話題になっている、との記事に接しました。

すると、最初のフレーズが、どこかで聞いたことがある曲に似ているということで、突如、作った応援ソングこと替え歌です。タイトルは「おら南郷スキー場さ行ぐだ」でしょうか。

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バスもねぇ 電車もねぇ 
高速道路も超遠い

ゴンドラねぇ クワッドねぇ 
3つのリフトを乗り継ぎ

名山に囲まれた 
頂上絶景ただひとり

連れもねぇ さびしぐねぇ
異性の「いいね」もたまに来る!

あぁ南郷スキー場 あぁ南郷スキー場
今季は保つかい?

今季保ったなら 貯めだ銭で
新幹線延伸させるだぇ

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東京時代、友人やお世話になった方に那須や長野のスキー場に連れて行ってもらったことはありますが、南東北のスキー場にはまだ行ったことがなく、行ける方が羨ましい限りです。

こちらのスキー場も、在りし日の八幡平スキー場をスケールアップさせたような印象で、いつの日かお邪魔したいものです。

最初、記事の表題を見たとき「八戸の南(南郷村)にスキー場があったのか?」と一瞬だけ勘違いしたのですが、この両者がどうして同じ地名になっているのか(双方の由来など)は調べておらず、いつか調べてみたいものです。

 

本年最初のご挨拶と「いいね」の嵐

正月をかなり過ぎてしまいましたが、本年もよろしくお願いいたします。

早速ですが、正月から実話をもとに全開で行ぐべの一首。

年賀状 ようやく見つけた手書き付き
めくると 破産者・転送郵便

(日弁連年賀状あるある狂歌集・令和3年度応募作品)

それはさておき、かくいう私自身が年賀状の衰退容認派で、数年前から手書きをする気力(精力)も失われてしまい、今年も「ほぼ全員、シール貼っただけ」という体たらくでしたので、他人様のことを申せる身分ではありません。

そんなわけで、約10~15年前から、顧問先・仕事関係など一部の例外を除き、新たに知り合った方には親しくなっても自分からは年賀状を全く送っていません。

で、昨年(当方から送らなくても)頂戴した方のみ投函し、想定外の来書の返信用に若干の予備を残し、足りなければゴメンナサイで済ませ、今年来なかった方は、(生身の世界で良好な関係を続ける意思があっても)来年は出さないという、「徐々に減らすべ作戦」を続けています。

それでも、15~20年以上何の音信もなく、当時から関係も希薄で、きっと二度と接点を持つこともないだろう東京等の先生や一度も会ったことも話をしたこともない県内の同業の先生などから沢山の印刷だけの年賀状をいただくと、「お互い、もうやめませんか・・別に、年賀状交わさなくとも、万一にも仕事等の機会があれば話はできるでしょうし・・まあ、文章つきのものは色々と参考にさせていただいてはいますが・・」と、複雑な思いにかられてしまいます。

ともあれ、(事務局任せの流れ作業でなく)ご自身の意思で当方に年賀状を下さった皆様は、誠にありがとうございました。

と、新年早々からネガティブな投稿はさておき。

昨年暮れに、当事務所のWEBサイトについて、技術的な修正(http→httpsへの変更。といっても何のことやら私にはよく分かりません)を行い、併せて私自身が主要ページの文面を訂正できるようにしたので、年末に、主立った記載のうち内容が古くなっていたものを微修正しました。

が。

これに伴い、これまでトップページから各ブログ記事まで、作業前に付いていたfacebookの全ての「いいね」が消え、ゼロカウントに戻ってしまいました・・・

ブログ記事の中には、皆さんに数十の「いいね」を付けていただいたお気に入りの作品や、たった一つだけ、某著名人に紹介いただいたおかげで数百の「いいね」が付いていた投稿もあり、公私あれこれで傷ついたとき密かに読み返しては我が身を慰めていたので、これから先、何を楽しみに生きていけばいいんだと、ますますネガティブなことばかり考えてしまいます。

消滅前にトップページに頂戴した「いいね」は、記憶では、41個でした。

そこで。

本年の目標その1。

トップページに42個以上の「いいね」をいただく。

記念すべき42番目の方には、お年玉ならぬ豪華「無料相談山ほど可能券」付き!

っていうか、誰が押したのか検証できないので、10人くらいから「俺が押した!」と言われたらどうしよう・・

いや、それ以前に、10年かかっても42個以上付かなかったらどうしよう・・(たぶん、そうなりそう・・)

仕方ないから、明日以降も、あの手この手でトップページの引用投稿を延々と続けるほかなさそうな気が・・

というわけで、不憫に思って下さる方は「もう、新年挨拶投稿への『いいね』ボタンは押し飽きたよ」などと仰らず、愛の手をポチッといただければ幸いです。

・・・という投稿を正月にfacebook上で行ったところ、大変ありがたいことに、沢山の方からご温情を賜り、HP(トップページ)には、本日現在、83個もの「いいね」を頂戴しています。

なんと昨年の2倍以上ということで、押していただいた皆様には改めて御礼申し上げます。

これに味をしめて?今後も何と理由をつけて、HPへの「いいね」をお願いしたい誘惑にかられますが、しつこい奴は嫌われるでしょうから、今後も、皆さんのご理解をいただけるのに相応しい投稿のネタがあるとき、こっそり励んでみたいと思います。

ともあれ、本年もご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。